「あるじの湯煙親孝行」 byバリィあるじ

葛の葉「ふぅ、着いたわ~。ここがあるじちゃん達が営んでる旅館なのね~」
猫又「おおっ!葛の葉!マヨイガ温泉にようこそなのにゃ!」
葛の葉「猫又ちゃん。うふふ、あるじちゃんからご招待の手紙が届いてね」
あるじから話は聞いてるにゃ。たっぷりとおもてなしするからゆっくりとくつろいでいくにゃ~」
葛の葉「ところで、肝心のあるじちゃんはどこにいるかしら?」
葛の葉「あるじちゃんがとても小さくなっちゃったって聞いたから、お母さんすごく心配しちゃって」
猫又「そうなんにゃ。これがものすごくちっちゃくなっちまって…あ、ちょうど来たみたいにゃ」

あるじ「母さん!来てくれたんだね!ようこそ、マヨイガ温泉へ」
葛の葉「…っ!?あるじちゃん…あなた」
葛の葉「きゃあ!!!すっごく可愛いわ!!!こんなにも小さくなっちゃって!!!」
あるじ「ぐふぁっ!?か、母さん!?む、胸が…!?圧迫してきて苦しいっ…!」
猫又「葛の葉、あるじが窒息してしまうにゃ。ただでさえ小さいのに、これ以上小さくしないでにゃ」
葛の葉「あらあらあら~、ごめんねあるじちゃん。苦しかったかしら?」
葛の葉「いつもの凛々しいあるじちゃんも大好きだけど、園児サイズのあるじちゃんも最高だわ」
猫又(流石あるじの母ちゃんだけあって、言いにくいことをズバズバ言ってるにゃ。)
あるじ「と、とにかく母さん。部屋に案内するよ。今日はゆっくりとくつろいでくれ」
葛の葉「まぁ、とっても素敵なお部屋ね。お庭の景色も眺めがすごく綺麗だわ」
あるじ「気に入ってもらえてよかったよ。母さんのために特別な部屋を用意させてもらったからね」
葛の葉「ありがとうあるじちゃん。そうだ、あるじちゃん。折角だから一緒に温泉に入りましょ!」
あるじ「へっ!?だ、ダメだよ母さん!何を言って…!?」
葛の葉「え?九尾ちゃんとは一緒に入ったのに?いいじゃない。久々にお母さんと入りましょ!」

利器土「途轍モナイ妖力ヲ感知!
征討セヨ!
征討セヨ!」

葛の葉「あら、あるじちゃんとの温泉タイムの邪魔するつもりかしら?容赦しないわよ!」

(利器土と戦闘)

葛の葉「ふぅ、本当にいいお湯ね。心がとってもやすらぐわ。あ~る~じ~ちゃ~ん。そんなに恥ずかしがってないで。ほら、こっちにいらっしゃい~」

むぎゅっ

あるじ(か、母さんの、む、胸が…じ、直に当たって…!)

葛の葉「こんな風に親子水入らずで過ごせるって、本当にとても幸せなことね」
葛の葉「今日は一日、あるじちゃんに甘えさせてもらっちゃうわね~」

葛の葉「…?あるじちゃん?あらっ?ちょっと…!?あるじちゃんっ!?」
葛の葉「大変っ!あるじちゃんったら!まさかのぼせちゃうなんて!あるじちゃん~!!!」

あるじ(んっ…、あ、あれ…?おれ、どうして布団に…?)
葛の葉「気が付いたかしら?あるじちゃん?」
あるじ「んっ…、母さん…。おれ、そうか。母さんと一緒に温泉に入ってて、それで…」
葛の葉「うふふ、まさかのぼせちゃうとはね。久々にお母さんと一緒に入って緊張しちゃった?」
あるじ「い、いや…。そんなんじゃ。た、確かに緊張はしていたけど」
葛の葉「あるじちゃん、ちょっと失礼するわね」
あるじ「あっ、か、母さんっ…?」
葛の葉「こうして、小さいあるじちゃんを抱きしめていると、昔のことを思い出すわ」
あるじ「は、恥ずかしいよ母さん…」
葛の葉「いいじゃない~。だってあるじちゃん。お母さんのためにここまで呼んでくれたんでしょ?」
葛の葉「これはその恩返し。あるじちゃんだってもっとお母さんに甘えてくれたっていいんだからね」
あるじ「母さん…」
葛の葉「そうだ、あるじちゃん。せっかくだから昔みたいにご本読んであげる~」
葛の葉「今日は昔みたいに一緒に寝ましょうね。うふふ、とっても楽しみだわ」
葛の葉「あるじちゃん、大好きよ」